土の時代のものをうまく転用している人たち。
最近ベンチャーでうまくいっている人たちの共通点を見つけた。
それは土の時代の産物、コネ、カネ、知識のいずれかを、
うまく風の時代に合わせて転用している。
例えば家業を変えたとか、親も経営者とか、今成功している人はそういう人が多い。
記事を読んで、なんだ持っている側の人間の話かと。
もともと持たざる人で成功している人もいるだろうけど、パッと出てこない。
ホリエモンとかそうなのかもしれないけれど。
あれぐらいクレバーじゃないときっと厳しいし、
あこまで成り上がりたい気持ちを持つ人もこれから減っていく気がする。
あるものは使うとやっぱり早いんだなと思わされる。
風の時代に夢見すぎていると痛い目にあうかもしれない。
過渡期だからいろんな勝ち方がきっとある。
勝ち方という概念は土だけれど、
それでもまだ勝ち負けの世界を引きずっている間はその価値観もみておかないと。
風の時代の話をしている人だって、結局お金はきちんと稼いでいるのだ。
圧倒的な知識で。
過渡期だから土の産物を持っている人はまだ強い。
きっと100年ぐらいまではそうなんじゃないかな。
軽ければ軽い人ほどうまくいくようになるのは、もう少し先な気がする。
誰よりも好きとか、やりたいことを持たないといけないのかもしれない。
熱量の差が豊かさを決めるのかな。
なんとなく好きとか、ちょっと好きとか、
ちょっと得意とかそういうものはどうなるんだろう。
みんなが何かを極めて職人のようにならないといけなくなるのは、
それはそれで難しいと思う。