月の欠損を感じた映画。
戦争の映画を見た。
爆弾を落として、民間人が巻き込まれる。
それに対して、投下する人が心を痛めて葛藤する。
敵を倒さないと、こちらに多数の被害者が出るかもしれない。
だからといって無関係な民間人を巻き込んでいいのか。
最近みた月の欠損で、
私は月蟹なので共感ができないと言われている。
私はこの映画を見て、巻き込まれる人の視点は持てなかった。
映画が爆弾投下側なのもあるかもしれないけれど、
どんな被害があっても知ったことではない。
むしろ、なぜ心を痛めるのかと思ったぐらいだ。
戦争は勝たなければ意味がないんだから。
一掃せよという指示に疑問は持たない。
頭では被害者の気持ちも、理不尽さもわかるけれど、
それは知っているというだけで、共感できるかと言われたらしない。
戦争で、女子供を狙うなんて卑怯というのもよくあるけれど、
なんで女子供だけ特別視してかわいそうと思うのかもわからない。
男性も同じだと感じる。
特別に入れ込んだ共感みたいなものができないんだなと、
昨日映画を見ながら思った。