投資と起業とホロスコープ観察日記。

2020年コロナ真っ只中に起業。7月から投資も開始。ホロスコープにハマってるので、からめて語ります。

ブランドはどうなるんだろう。

 

ブランドになると、

すごく高く売れるから、みんな目指す。

 

どうしたらブランドになれるか商品を考える人、

メーカーを作る人は考える。

 

まったく同じ商品でも、

ブランドのタグがつくと10倍になるというのは、

最近の人は知っていると思う。

 

肌感覚ではわからないかもしれないけれど、

たとえば、AというブランドとBというブランドがあった時に、

同じ会社から材料仕入れをして、商品を作る。

それが服の繊維でも、化粧品の成分でも同じことで、

最後の値付けでどれだけのせられるかがブランドの力。

 

みんな同じだけ価格をのせていない。

最近は、適正さを求められているから、原価率を告知している会社もある。

そういう会社はセールはしないみたい。

正しいと思う。

すごく理にかなっていてクリーン。

 

ブランドは積み上げてきたものの集大成だ。

価値をどれだけ上げられるかが勝負。

商品の質と乖離していると言ってもいい。

精神的な安心感、満足度にお金を払っている。

 

そういうのが、だんだん効かなくなってきた気がする。

今我慢して、お金を貯めて、いつか手に入れたい。

という行動を最近の人は取らない気がする。

 

今、私を満足させてくれるのかどうなのか。

だって先のことはわからない。

今、無理なく、気分よく買えるものに価値がある。

 

自分が変わることもわかっているし、

自分の変わらない部分も理解している。そんな気がする。

ブランドが高価格というスタイルで担保していた、

安心感と満足度は、

適正価格と手に入れやすさに切り替わりつつある気がする。

 

 

ブランドをぶら下げているものが、ダサいと思われる。

あなたのオリジナリティはどこにあるの?

ブランドは素晴らしいかもしれないけれど、あなたは持つにふさわしいのか?

と、思われるようになってきた。

 

特に日本は、あまりにも背伸びしたものを持っていても、良しとされている。

少し古いけど、女子高生でヴィトンとか。今でもいるのかな。

商品の力にだけ価値観が振れているから、自分とのバランスは関係ない。

 

もともと海外から入ってきたブランドの文化だから、

日本人は扱いがわからなかったのかもしれない。

いわゆるミーハーになってしまった。

 

40歳の女性が持つヴィトンはやっぱりかっこいい。

その人が手に入れる時に無理していないものが似合う。

無理しているものはバレる。そういう風になっていくんだろうなと。

 

ということで、

これからのメインの消費者は、どこをむいているんだろう。

ブランドではない気がするんだよなぁ。とずっと思っているけど、答えが出ない。