みんな偏った世界に生きている。
生きている世界と、見えている世界は少しずれている。
世界は一つだから、同じはず。
でも、見ている部分は違ったりする。
その上、生きている世界も均一ではなくて濃淡がある。
どの部分で生きているかで、体験も見えているものも変わる。
実際に生きている世界はこれなのに、世間はあれだからと言って、
自分の生きている世界を見ずに、あれの文句ばっかり言う人もいる。
そういうことが複雑に絡み合って、ぐちゃぐちゃになっているのを見て、
あーつら。と思ってそっとSNSから離れる。
というのを最近繰り返している。やめたい。
他人のことなんて知りようがなかった3,40年前ぐらいまでの家族を思うと羨ましい。
私の父と母はガラケーの人間で、その時代をまだ生きている。
TVぐらいしか情報源はないけれど、それでも昨今のニュースで疲れているように見える。
情報とどう付き合っていくかもこれから大事になる。
情報の種類がコミュニティになる。
いらない情報を運んでくるノイズをどれだけ生活から削除できるかが、
幸せになれるかどうかの分かれ道かもしれない。
情報に対していつも選ぶ側でいないと、たちまち飲まれて病んでしまいそうだ。