子どもの頃にできなかったことの焼き直し。
最近よくお菓子を作っている。
こういうときなので甘いものは癒し。
作るのも気分転換になる。
クッキー、シフォンケーキ、アップルパイ、パウンドケーキ、
チーズケーキらへんを材料を変えてぐるぐる作っている。
夫は、さっと作ってすごいね!といってくれる。優しい。
私は女なので小さな時に何回かお母さんと作っていたし自分でも作れる。
夫は男兄弟なので、きっとそういう経験がなかったんだろう。
台所は母の城で育って、入ったことがないと言っていたし。
アップルパイって家でできるの?とかそんな感じ。
冷凍パイシートだから楽だよと言っても、あんまりわかってない。
できたてのお菓子を食べる時の夫は、子どもの時こんなんだったんだろうな。
というような顔をして食べる。完璧に少年。
男だからバクバクバクっと食べて、そんなに一気に食べるもんじゃない!と
怒られたりしたことがなんとなくトラウマになってるっぽい。高いお菓子とかね。
なので、欲望の赴くままスタイルといって、大量に作って気がすむまで食べさせている。
がまんしたり気を使わずに食べるという体験をして欲しいなと思って。
まあ、そこまで馬鹿みたいに食べないので、
パウンドケーキを好きなセンチで切るとか。そんな感じ。
ちなみに、ポテトサラダとかもそう。
作り置きでボウルにたっぷり作ると喜ぶ。
私も成長期の頃、どれだけ食べていいんだろう…と
気を使ったことがあるので、気持ちはわかる。
子どもはまだいないけれど、この先、生まれたら、
しばらくは子どものための料理になるだろうから、
今のうちにたくさん夫のための料理とか、2人でお酒を楽しむ料理を作っている。
毎日の食事はやっぱり大切な積み重ねだと思う。