本はすごいなぁ。
WEBの対談記事が最盛期の時(今もそうかもしれないけれど)、
本当にすごいなあと思っていた。
こういう表現方法あるんだなあと。
そして行間が読み取りやすい。わかりやすく書いてある。
そのまま読めばわかる楽さ。
最近読まなくなって、久しぶりに読んだ。
雑音が多くて、じゃあ結局なんなの?という感想が出てきた。
特に連載ものだと。
いま学術書とまでいかないけれど、本を読んでいる。
その文章がとても綺麗なのだ。
読んでいておもしろいし、簡潔。美しい文章。
学術書なので、その学問のプロであって、文章のプロではない。
それでも文章がうまい。伝える力が強い。
本はやっぱり本なんだなと。
編集者がいて、書き手がいて、成り立つものがあるのだ。
もちろんWEB記事にも編集者はついている。
それでもかける熱量と工数、きっと全てが違う。
20年以上経って、復刊して3刷目のだから、少し古いせいもあるだろう。
きっと本が最盛期だった頃の本。
復刊する力がすごいなぁ。
最近は消えていくものを作り続けているけれど、
やっぱり残るものも作りたいなと思う。