車に思う、「良い」の基準変化。
車は持っていなくて、カーシェアリングを利用している。
いつもはコンパクトカー(ヴィッツとかフィット)か軽なんだけれど、
レンタル代が安くなっているということで、ミドルクラスを借りた。
確かに安定感はあるし、加速感のブオーンという音とか重厚感がある。リッチな感じ。
ただ、これを買うか?普段からこのクラスを借りるか?となると、コンパクトカーでいい。
むしろ、コンパクトカーが良い。
車の車種ですら、良いと感じるものは「軽くて、最先端」になっている。
少し前までの「良い」は車に限らず「重厚感、しっかり安定」だったのに。
リッチ感はエンタメ化していて、憧れではなくなった。
たまにコスプレ的に使う程度で満足してしまう。
今の車の憧れは自動運転だろう。
あとは、長距離運転で疲れるから安定性が欲しいとか、用途あってこそでしか使わないだろうな。
普段高速乗らないのに、ミドルクラスはトゥーマッチだよねという感覚に変わっている。
車は所有もしなくなり、憧れでもなくなった。
できるだけ安全に運んでくれる器として生存していくのか、他の価値を見出すのか。
人が運転の喜びを喜びと感じられるのは、あと何年だろう。
100年もしたら、昔は車は人が運転してたんだよ。怖くてありえないよね。という時代になっているんだろう。
人も環境も殺さない。傷つけない。というのは水瓶座っぽい。やはり風。